創業当初の1981年、従業員はわずか数名だった当社ですが、2023年現在、23名のスタッフが在籍しています。ネットショップの運営を開始した2010年以降は、徐々に女性スタッフの割合が多くなりました。
今では女性スタッフが15名となり、そのうち11名の方が子育てをしながら仕事に就いています。また、管理職が会社全体で5名の中、4名が女性スタッフという構成になっています。
その中の一人で、現在、2人の子育てをしながら管理職として働いているスタッフを紹介します。
銀行員や賃貸マンションの家賃管理、アウトレット店舗の売上集計、ネットショップでのギフト販売と様々な業種を経験しました。
子供が1歳になる頃に「働きたい!」という思いがあり、「子育て優先しながらでOK」という当社の条件が一致し、前職でのネットショップ運営の経験が少しでもお役に立てばと思い入社をしました。
パート社員で入り2年目だった頃に妊娠が分かり、育児休暇制度があった訳でもなかったので仕事を辞めるつもりで相談をしたところ、私の3年後・5年後についてのプランを尋ねてくれました。
子育てしながらでも働きたいという思いのあった私に、「子育てを優先し、お仕事が続けられるやり方へ変えていきましょう!」と言っていただいたんです。その結果、産休・育休第一号となり、仕事復帰をしました。
復帰後は、パート社員という立場でもやってみたいことに対し積極的に背中を押してくれたり、仕事を通じて自分が成長する楽しさや、やりがいも感じるようになりました。正社員のお話もいただき、現在は管理職として働いています。あの時、諦めなくて本当によかったと思っています。
私は、子育てを通して“マルチタスク力”が鍛えられているなと感じています。子どものことやご飯作り、掃除に洗濯…同時にこなさなければいけないことが多く、パズルのようにタスクを組み合わせて時間を効率的に使っています。
周りのスタッフもこのマルチタスク力が高く、限られた時間で働く分、集中力も高く感じています。
2023年7月11日「保活直前!お仕事探し応援ウィーク就職フェア」企業セミナー事例発表にて、「当社が子育てママを選ぶ理由」をテーマに詳しくお話しさせていただきました。ご覧ください。
山田さんとの出会いは2022年9月に開催された「保活直前!お仕事探し応援ウィーク」(以下「応援ウィーク」)。
無事に保育園が決定し、2023年4月より近江化成の仲間に。
入社10ヶ月経った山田さんの一日に密着いただきましたのでご覧ください。
※応援ウィークとは、出産、育児の理由により離職し再就職を希望する女性に対して
「9月内定、翌年4月以降採用」の求人を集めた、保活や再就職に向けたイベントです。
子育てをしながら仕事と両立することの難しさ、その原因の一つは“不安”だと思っています。かつて、私自身が周囲の理解やサポートを受けながら働き続けられた経験から、この不安な気持ちをなるべく和らげることが私の仕事の一つだと考え、日々、スタッフと接しています。
そして、今、同じように子育てをしているスタッフがいずれ子育てから手が離れ働くときには、私の思いを引き継ぎ繋いでいってほしいと思います。
出生日から一歳に達するまでの期間、利用できます。
リモートワーク家庭の都合や悪天候(台風・大雪等)など、在宅での仕事が必要な場合にはリモートワークを実施しています(職種による)。
当社では、「休みをしっかり取得する」「定時で仕事を終え、仕事の後の私生活を充実させる」という考えのもと、
①年間休日110日 ②定時退社推進 ③有給100%取得
を目指しています。
『コントリ』にて、代表小林のインタビュー記事が掲載されました。事業の話や経営をする上で大切にしている価値観、取り組みなど取材いただいています。
2023年7月6日 近江化成工業株式会社 小林 清