
三次元網状繊維構造体「ブレスエアー®」素材は高反発・通気性・耐久性に優れ、座面やマットレスの中材として広く採用されています。さらに当社では、この素材に「抜き加工」を施すことで、製品の利便性と安全性を高める提案を行っています。


■器具とのフィット感を高める抜き加工
例えばベビーカーでは、シート部分に金具を通すための抜き穴が必要です。単に穴を開けるだけでなく、金具がしっかりと固定され、長期間の使用でもズレが生じにくい設計が求められます。当社の加工技術では、こうした複雑な位置やサイズ指定にも正確に対応可能。製品本来の安全性を支える要素となります。

■ その他 業界での活用
自動車シートや鉄道・航空機の座席、さらにブルドーザーやフォークリフトなど重機のクッション材では、シートベルトや固定金具、操作レバーに合わせた抜き加工が必要不可欠です。適切な位置に精密に加工することで、安全機能との干渉を防ぎ、快適性と耐久性を両立できます。
また、オフィスチェアやゲーミングチェアなどの家具分野でも、アームレストや背もたれ金具の固定部に抜き加工が施され、機能性とデザイン性を両立させることが可能です。

■設計意図を形にする柔軟性
抜き加工は「単なる穴あけ」ではありません。用途に合わせて位置・形状・サイズを柔軟に設計し、設計者の意図を正確に形にします。CADデータや試作品を基にした細やかな対応が可能で、開発段階の試作から量産までサポートします。
■幅広い素材への対応力
当社の抜き加工は、三次元網状繊維構造体「ブレスエアー®」に限らず、ウレタンフォーム、スポンジ、樹脂フォームなど多様な素材に対応可能です。素材ごとの特性を理解し、最適な加工方法を選択することで、開発の自由度を大きく広げます。設計段階で「この素材で実現できるだろうか」という課題に対しても柔軟に対応し、最適なソリューションをご提案いたします。
使う人の安全性・快適性を高め、製品価値を一層引き上げる技術として、多様な業界の開発ニーズに応えてまいります。